先日、こんなご質問をいただきました。
「文章を書くのに、ものすごく時間がかかります・・・。記事を1本書くのにどのくらいで書けますか?」
駆け出しのライターさんやブロガーさんによく聞かれる質問ですね。
というわけで、こんにちは。
ライター講師のほりゅちゅこです。(プロフィールはこちら、公式LINEアカウントはこちら)
私も、ライターになったばかりのころは、同じような疑問を持っていました。
先輩のライターや、ベテランライターの方に同じ質問をしたのを覚えています。
でも、「う〜ん、記事によっても違うからなぁ」ということで、明確な答えは返ってきませんでした・・・。
そして、今はその質問を受ける立場になり、やっとその答えがわかったので今回この記事でお伝えしたいと思います。
それでは、まいりましょう。
そもそも、文章を書くのになぜ時間がかかるのか?
答えをお伝えする前に、まずは「なぜ文章を書くのに時間がかかるのか?」についてお話します。
ここで考えられるのは次の3つです。
- タイピングが遅い
- 書く内容を具体的に決めずに書き始めている
- 文章が気に入らなくて、何度も書き直している
それでは、一つずつ見ていきましょう。
理由その1.タイピングが遅い
まず、1つ目の理由「タイピングが遅い」について説明します。
タイピングが遅いと、ただ単に作業効率が悪くなるというだけではありません。
タイピングが遅い人ほど、集中力が維持しにくいといわれています。
なぜなら、文章を打つのにいちいちキーボードを確認したり、タイプミスが多かったり、文章を書くことに集中できないからです。
時間がかかる上に集中力が続かないのは、困りますよね・・・。
そこで、ひとまずキーボードを見なくても入力できる「タッチタイピング」ができるようになることをオススメします。
タッチタイピングをすぐに習得したいという方は、下記のサイトを参考にしてみてください。
「タッチタイピングを1日でマスターする方法」が書かれています。
※参考:ブラインドタッチのコツ|できない人が1日でマスターする方法|タッチタイピング(パソコン教室キュリオステーション)
理由その2.書く内容を具体的に決めずに書き始めている
続いて、2つ目は、「書く内容を具体的に決めずに書き始めている」です。
「とにかくブログを書くぞ!」という意気込みはとても素敵なことです。
めちゃくちゃ素敵です。
そして、書き始める。
めちゃくちゃ素敵です。
そして、「あれ?次、何を書けばいいんだろう?」
めちゃくちゃもったいないです。
そうならないために、構成を決めてから書き始めましょう。
今回の記事であれば、次のような構成になっています。
- 「文章を書くのにどのくらい時間がかかるのか?」という質問を受けたこと
- なぜ時間がかかるのか?3つの理由
- 質問への答え
あらかた構成を決めてから文章を書く作業に移ると、途中で何を書こうか迷わなくなるので、とてもスムーズになります。
「今まで構成を考えずに書いてたな・・・」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
理由その3.文章が気に入らなくて、何度も書き直している
最後の3つ目は、「文章が気に入らなくて、何度も書き直している」です。
例えば、次のような状況です。
「なんとなく、文章がわかりにくい気がする・・・」
「もっといい表現ができないか?」
向上心があるのは、とても素敵なことです。
めちゃくちゃ素敵なことです。
でも、「一つの文章に時間を取られて、結局完成しなかった・・・」ということになっては本末転倒ですよね?
ですので、「いったん最後まで書き上げる」という方法をオススメします。
すべて書き終わった後で、文章を見直したり、ブラッシュアップしたりするほうがはるかに効率が上がります。
なぜなら、文章は言葉の連なりだからです。
続きを書いているうちに、いい表現が出てくる可能性があります。
最初からうまく書く必要はありませんし、うまく書けないからといって恥ずかしく思う必要もありません。
途中経過を知っているのは自分だけです。
書き上げる→ブラッシュアップする→完成
上記の流れで、最終的に満足ゆくものに仕上げるという意識で取り組んでみてください。
「記事を書くのにどのくらい時間がかかりますか?」に対する唯一の答え
ここまで、文章を書くのに時間がかかる理由をお伝えしました。
ここからは、いよいよ「記事を書くのにどのくらい時間がかかるのか?」に対する答えを紹介します。
その答えは一つです。
真実はいつも一つ!です。
いきます。
「人による」
はい、答えは「人による」です。
え?と思われた方がいるかもしれませんので、詳しく説明していきますね。
たとえば、有名ブロガーのマナブさんの場合。
ブログを始めた初期→現在での執筆時間の変化
— マナブ@バンコク (@manabubannai) January 31, 2018
※3,000文字を書く速度
1~3ヶ月:8時間
3~6ヶ月:6時間
6~12ヶ月:3時間
12ヶ月~:1.5時間
あくまで目安ですが、こんな感じでスピードアップします。
国語が苦手で理系に進んだ僕ですが、、、ライティングは慣れのようですね
はじめの3カ月は、一つのブログを書くのに8時間かかっていたそうです・・・!
そして、今では1.5時間と当初の5分の1以下ですね!
すごい!!
ほかにも調べてみると、あるTwitter調査では「ブログ記事を1本書くのに3時間以上かかる」と答えた人が7割を超える結果となりました。
以上から言えるのは、文章を書く速さは、歩く速度と同じで人によるということです。
不動産会社では「徒歩1分で80メートル」という基準があります。
※参考:徒歩1分=80mって本当?実際に試してみた(スーモジャーナル)
この基準にあてはめると、1キロメートル歩くのに平均では12分30秒ということになります。
これは、あくまでも「平均」の話です。
歩くのが早い人なら10分かからないかもしれませんし、ゆっくり歩く人なら15分くらいかかるかもしれません。
これが、3キロメートル、10キロメートルになると、その差はどんどん大きくなります。
歩く速度と同じで、文章を書くのも2000字、3000字と、文字数が増えるにつれて、大きな差が開いていきます。
歩くのが速い人もいれば、ゆっくりな人もいるように、文章を書く速さも人それぞれです。
大切なのは、自分が一つの記事を仕上げるのにどのくらいの時間がかかるのかを把握して、どうすれば効率がよくなるかを考えることではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
文章を書くのに時間がかかる理由も人によって違いますし、書く速さも人それぞれです。
まずは、自分の原因を知って改善することから始めてみましょう。
そして、ライティングに慣れることで、どんどん効率が上がっていきます。
私も、もっとスピードアップしたくなってきました・・・!
以上、ほりゅちゅこでした。
それでは、またお会いしましょう!
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