こんにちは!
フリーライター&ライター講師のほりゅちゅこです。(プロフィールはこちら、公式LINEアカウントはこちら)
先日、オンラインセミナー「新時代のSEO×ブランディングとは?プレゼンスマーケティング実践セミナー」に参加しました。
受講者数は、なんと600名超え・・・!
それもそのはず、ウェブライダーの松尾さん×たき工房の井上さんと木村さんのコラボセミナーだったのです!
数年前にSEOライティングのコンサルを受けてから、すっかり松尾さんの大ファンになってしまいました。
今回は久しぶりにお話をお聞きできるということで、とても楽しみにしていました!
それでは、さっそくセミナーをレポートします。
「新時代のSEO×ブランディングとは?プレゼンスマーケティング実践セミナー」レポート
「新時代のSEO×ブランディングとは?プレゼンスマーケティング実践セミナー」の詳細は以下の通りです。
●日時
・開催日
2020年6月25日(木)14時00分〜17時00分
Section1:ウェブライダーの松尾さん
Section2:たき工房の井上さんと木村さん
Section3:質疑応答
・開催場所
オンライン(Zoom)
・受講料
無料(!)
● Section1/検索集客に強いウェブライダーが教えるこれからのSEOにおいて重要な「プレゼンス(存在感)」とは?
トップバッターは松尾さんです。
冒頭では、運営されているサイト「美味しいワイン」を紹介。
何気なく見ているロゴやイラスト、WEBデザインなどの「意味」を知ることで、「プレゼンス(存在感)」が生まれるというお話からスタートしました。
読者に「意味」を伝えることで、初めて「空気」から「実体」に変わるという、なんとも哲学的なお話。
「実体」に変わることで
- 印象に残りやすくなって
- 人々の記憶にとどまり
- 選択されたり
- 紹介されたりする
といった、いろんなメリットがあるので、「プレゼンス」を高めることが大切ということでした。
では、どうやってプレゼンスを高めるのか?
答えは、ズバリ・・・
自問自答を繰り返すこと
自問自答を繰り返すことで、思考量が増えるので、必然的にコンテンツの質量が高まるとのこと。
その際、マインドマップを使うのがオススメだそうです。
(私も以前、松尾さんから教えていただいた「Xmind」を重宝しています)
どんなふうに自問自答するかというと、例えばワインなら
- 口に含んだ瞬間
- 飲み込んだとき
など、時系列で質問を考えるのがいいそうです。
時系列で考えることで、「点」だった情報が「線」になり、やがて「面」になる、と。
ちなみに、「時系列で質問を考える」は、私もインタビューでよく使っているテクニックです。
時系列で質問をした記事はこちら。
(記事構成も時系列になっています)
さて、「ここから重要!」と松尾さん。
コンテンツの質量は”上げる”のではなく、高まりすぎた質量を”下げる”というスタンスが大事とのこと。
「え?どうやって?」と気になったので質問してみました。
(”存在感”を発揮する私)
「コンテンツの質量を下げるときは、最大公約数的思考でスリムダウンするのがオススメです。この最大公約数的思考をするためには、Yahoo!ニュースのコメント欄や、映画のメイキングムービーが参考になります」。
なんでも、Yahoo!ニュースのコメント欄で世論を、映画のメイキングムービーで制作意図を把握しているとのこと。
「また、伝え方の工夫として、一気通貫の記事構成にしたり、迷子にならないように見出しやスライドなどのマイルストーンを活用したりしています」。
そのほか、「読者に『意味』が伝わったかどうかは、どう評価しているの?」という質問が出ましたが、「UGC」と呼ばれるユーザー側のアウトプットで評価しているそうです。
※参考:【徹底解説】UGCとは何か、なぜマーケティングで重要になってきたのか(hotto link)
つまり、今私が書いているこの記事がUGCということですね!
以上、松尾さんのパートでした。
時折、熱が入って関西弁になっている松尾さんが素敵でした。
● Section2/これからの企業やブランドに必要なただひとつのこと
続いて、たき工房のお二人。
セクションが始まって最初に感じたのは、スライドのおしゃれさ・・・!
国内外で多数の受賞歴があるとのことで、さすがです!!
井上さんのパートでは、「プレゼンスマーケティング」の定義からスタート。
「プレゼンスマーケティング」とは、「存在する理由を考え、共感されること」だそうです。
(哲学再び)
このプレゼンスマーケティングを実現させる上で最も大切なことが「パーパス」。
差別化を図ってブランド力を向上させるために、絶対に知っておくべき概念で、GoogleやP&Gなど世界のトップ企業が取り入れているそうです。
近代マーケティングの祖であるフィリップ・コトラーも「マーケティングの4Pに、5つ目のPを追加した。それはPurpose(パーパス)だ」と言ってるいるとのこと。
パーパス=ジャスティン・ビーバーのアルバムしか知らなかった私にとっては衝撃です・・・!
今、パーパスが注目されている理由の一つに「Z世代」があるそうです。
Z世代とは、1990年代後半~2000年生まれの現在20代前半のこと。
このZ世代は、「存在理由」を求める傾向にあり、パーパスを考える上でキーポイントになるのだそうです。
(お笑い第7世代なら知ってた)
話をパーパスに戻します。
パーパスが企業理念と違う点は、主語が「自社」ではなく「顧客や社員」であること。
顧客や社員に対して、どんなインパクトを与えられるのかという観点で考えるそうです。
例えば、サウスウエスト航空のパーパスは「フレンドリーな対応・信頼性・低価格な空の旅で人々のかけがえのない日常につなげる」です。
たしかに、顧客目線ですね。
このパーパスをWEBサイトや製品・サービス、顧客応対などに具現化することで、「プレゼンスの一貫性」が担保できるそうです。
パーパスの具現化については、井上さんからバトンタッチされた木村さんからお話がありました。
WEBサイトやロゴなどをデザインする際、パーパスをもとにWHY/WHAT/WHO/HOWなどに分解して落とし込んでいくそうです。
ここで、またある疑問が。
「あれ?パーパスって、コンセプトとどう違うの?」。
またまた質問してみました。
(”存在感”を発揮する私パート2)
わかりやすいなと感じたのが、次の回答です。
「パーパスは『その個人や企業が社会からいなくなったら、なぜダメなのか?』という問いに対する答え」だということ。
パーパスが源流であり、パーパスからデザインコンセプトを考えているのだと理解しました。
また、企業にパーパスを取り入れる場合、社内での合意形成を図るというプロセスを経るため、インナーブランディングにもつながるそうです。
木村さんが手がけられたデザインの紹介もあり、どれも本当にスタイリッシュでした。
● Section3/質疑応答
最後のセクションです。
質疑応答の内容は、Section1・2でそれぞれ紹介しちゃったのですが、めちゃくちゃ便利そうなツールが使われていたのでシェアします。
それは、「miro(ミロ)」というオンラインホワイトボード。
miroは、
- 付箋を使ったブレストができる
- 共同編集可能
- おしゃれなテンプレートが豊富
などなど、控えめに言って最高だと思います。(まだ使ったことないけど)
そして、セミナーの最後にお三方からメッセージがありました。
特に響いたのは、
・想いを言葉に
・Don't feel. Think more.
です。
私ももっと言葉にしなくては。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「新時代のSEO×ブランディングとは?プレゼンスマーケティング実践セミナー」をレポートしました。
3時間があっという間で、めちゃくちゃ面白かったです!
「本当に無料でいいんですか!?」と聞きたくなりました。
松尾さん、井上さん、木村さん、ありがとうございました!!
また、最後まで読んでいただいた皆さん、ありがとうございます!
それでは、セミナーの感想を言葉にするほりゅちゅこでした。
またお会いしましょう!
今なら、「単価を150倍に上げた方法」を無料プレゼント中!
取材ライター経験を生かして、公式LINEアカウントにてインタビューやライティングに役立つ情報配信をしています。
今なら登録特典として、「1記事1,000円の低単価WEBライターだった私が単価を150倍に上げた3つの方法」をプレゼント中です!
1文字1円ライターから、どうやって単価をアップさせたのか?
セミナーでもお伝えしている内容を少しだけご紹介します!