こんにちは。
フリーライター&ライター講師のほりゅちゅこです。(プロフィールはこちら、公式LINEアカウントはこちら)
公式LINEアカウントで質問を受け付けているのですが、「対談記事を書くコツってありますか?」という質問をいただきました。
なんでも収録された音声データから記事を作られるとのこと。
対談記事は20本以上書いているので、実際の経験談をもとにお答えしていきたいと思います。
実は、一家に必ずあるであろう「あるモノ」が役に立つんです!
「対談記事って、思ってたより書くのが大変・・・」
「どうしたらうまく書けるの?」
という方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
それでは、さっそくまいりましょう!
質問:「対談記事を書くコツってありますか?」
質問にお答えする前に、簡単に対談記事の定義について説明しますね。
複数の人物(2名の場合が多い)が話している内容を第三者のライターが書いたものを対談記事と呼びます。
インタビュー記事との違いは、取材をするインタビュアーがいないこと。
対談記事は、大きく分けて2種類あります。
- 吹き出し調の記事
- 台本調の記事
具体的には・・・
吹き出し調の記事
台本調の記事
両方ともよく見かける記事ではないでしょうか?
ちなみに、紹介した記事はどちらも私が執筆しました。
※台本調の記事は、対談相手としてお声がけいただいたものです(基本的にはライター自身が対談相手を務めるという状況は少ないです。いきなり例外を出してすみませんww)
ここで大切なのは、吹き出し調であれ、台本調であれ、どちらも同じように大幅な編集が必要ということ。
通常のインタビュー記事であれば、インタビュアーとして、話が行ったり来たり、脱線したりしないようにコントロールできる(というか、しなあかん)のですが、今回はすでに収録されたものから記事を作るので、編集で読みやすくするしかないわけです。
例えば、実際の会話が次のような順番だとしましょう。
Aさん:1
Bさん:2
Aさん:3
Bさん:4
Aさん:5
Bさん:6
Aさん:7
Bさん:8
Aさん:9
Bさん:10
編集すると・・・
Aさん:1
Bさん:2
Aさん:5
Bさん:4
Aさん:9
あくまでイメージですが、このくらい大胆な編集が必要になります。
逆に編集しないとどうなるか?
ただただ会話通りに書いていくことになるわけですが、冗長になる&読みにくい&離脱率が高まるなど、いろんなデメリットがあります。
読みやすさを重視しても、やはり編集は欠かせません。
リズミカルに最後まで読んでもらうために、本題から逸れた内容や、重複する箇所などはバッサリとカットしましょう。
では、カットした後にどうやってつなげるか?
ここからが難しいですね。
ライターの腕の見せどころになります。
先ほどの例で考えてみましょう。
Aさん:1
Bさん:2
Aさん:5
Bさん:4
Aさん:9
この中で順番通りの
Aさん:1
Bさん:2
はいいとして、番号が連続しない
Bさん:2
Aさん:5
とか
Bさん:4
Aさん:9
をはじめ、順序が逆転する
Aさん:5
Bさん:4
は、どうするねんというお話ですね。
ここでやっと・・・!
今回の主役、一家に必ずあるであろう「あるモノ」が登場します!
さて、それは一体なんでしょう?
・
・
・
答えは
そうです、みんな大好きなマンガが役に立ちます!
(一家に一冊ありますよね?「辞書」って答えた方、残念でした!)
なぜマンガなのかというと、活字において会話のキャッチボールだけでストーリーが展開されていくのはマンガだけだからです。
小説より、ノベライズ本より、何よりも圧倒的に会話のキャッチボールの割合が多いと言えます。
では、どんなふうにマンガを使っていくのか?
具体的な活用方法を紹介していきますね。
- あれ、なんだかブツ切れ感があるな
- 話が唐突だな・・・
という場合は、マンガのセリフにヒントがあるので探してみてください。
会話がうまくつながりますよ!
例えば・・・
「そういえば」
これは、とっても使い勝手がいいですね。
話題の転換時に、「そういえば」を挟むことで自然な流れになります。
話が連続しない場合も、順序が逆転している場合も有効です。
実際の会話で使われていなかったとしても、適宜追加してつないでいきます。
こんな感じ↓
そのほかには・・・
「そうですね」
当たり前すぎて読み飛ばしがちな5文字ですが、これも便利ですね。
実際に会話が盛り上がって続いていたとしても、「そうですね」でいったん終了して、話題の軌道を調整することができます。
こんな感じ↓
こちらの例では、話がいろいろ盛り上がった後に、記事のテーマである「給与明細」に着地させています。
また、先ほどの「そういえば」と組み合わせて「そうですね。そういえば〜〜」として一区切りすれば、その後の展開を自在にコントロールできます。
そのほかには・・・
「てゆうか」
ですね。
記事のトンマナにもよりますが、実際に書くときは「ていうか」「というか」くらいにしておくのがいいかなと思います。
相手からの会話を受けてすぐに「てゆうか」を使うと不躾な印象になるので、ワンクッションを置いてから話を展開するのがベターですね。
こんな感じ↓
このように、マンガには「つなぎワード」がたくさん詰まっています。
先ほど紹介した3種類だけでも流れがよくなりますし、ほかにもいろんなヒントがあるので、ぜひ探してみてくださいね。
ただ、ここで注意点が一つだけあります。
それは・・・マンガを読み始めたら止まらん!ということですね(どんどん鬼滅を読み進める私←)
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今回は「対談記事を書くときのマル秘アイテム」をお届けしました。
一家に必ず一冊はあるであろう「マンガ」をぜひ活用してみてくださいね。
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それでは、ちゃっかり『鬼滅の刃』全巻を読み終えたほりゅちゅこでした(個人的には20巻が一番よかった!)
また、お会いしましょう。
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